7月といえば夏の風物詩が楽しめる季節!
四季のある日本では、冬とは違って夏はとても暑く、唯一、開放的になれる季節です。私のような東北地方在住者だと、なおさら、一瞬しか味わえない夏の季節がくる度にいつも心が躍ります。さて、7月の日本の伝統行事にはどのようなものがあるのでしょう。
7月の行事といえば、コレ!
七夕
七夕といえば、一年に一度、織姫と彦星の逢瀬が許される日です。そして、この二人の逢瀬を祝い、短冊に願い事を書いて祈るという行事が行われるようになりました。もともとは中国での行事でしたが、奈良時代に遣唐使によって日本へと伝わりました。初めは日本の宮中行事として取り入れられていましたが、今では庶民に愛される行事となっています。7月に入ると、街の至るところで短冊をつけた笹の葉を目にすることができます。
お中元&暑中見舞い
日本では年に二回、お世話になっている方に日頃の感謝を込めてお中元とお歳暮を贈る習わしがあります。そのうちの一つ、お中元は、地方によって送る時期にズレがありますが、一般的に7月上旬から15日にかけて贈る物となっています。
同様に暑中見舞いも遠くに離れた相手に対するご挨拶です。暑い夏だからこそ、相手の健康を気遣って送るものです。一般的に暑中見舞いを送る時期は、梅雨明けから8月6日(立秋の日の前)までとなっており、8月7日以降は残暑見舞いとして送ることになります。
土用の丑の日
昔からこの時期は夏バテをしやすい時期であることから、スタミナのある食物を食べる習慣がありました。また、この日に「う」のつく食べ物を食べると病気をしないといういわれもあったようです。さて、この土用の丑の日にウナギを食すようになったのは、平賀源内のアイディアによるものだと言われています。夏になると売り上げが落ちるウナギ屋が、平賀源内に相談をしたのがきっかけで生まれたイベントであるようです。
梅雨明け
梅雨が明けると、本格的な暑さが到来します。
夏休み
7月下旬から待ちに待った夏休みに入ります。
7月が見頃の花
・ハイビスカス(5月~10月)
・ひまわり(7月~9月)
・ラベンダー(5~8月)
・グラジオラス(7~10月)
7月に旬を迎える食べ物
【海の幸】
・アユ
・アワビ
・うなぎ
【山の幸】
・さやいんげん
・きゅうり
・トマト
【フルーツ】
・さくらんぼ
・桃
・メロン
・ブルーベリー
暑い夏はシャーベットがうまい!旬のメロンでメロンシャーベットを作ってみては?子供でも作れる簡単で贅沢なシャーベットが出来上がります。
レシピ:メロンシャーベット
用意するもの メロン・牛乳、はちみつ、ブルーベリー
- メロンを一口大に切り、メロンとハチミツをミキサーに入れる。果肉感が残る程度に混ぜる。
※ミキサーで混ぜすぎると果肉感が残らないので注意! - ミキサーで混ぜたメロンをバッドに流し込む。
- ②を冷凍庫に入れ、1時間冷やし固める。
- 1時間経過したらバッドを取り出し、フォークでかき混ぜる。そしてまた冷凍庫へ30分入れる。
- 30分後に取り出し、再び混ぜてなめらかにする。お好みでブルーベリーをのせて完成。